奇跡のシンガー クレオ大阪公演
無事に千秋楽を迎えました。お客様のお力で作品が熟成されていったように思います。沢山のご来場、また何度も足をお運び下さったお客様本当にありがとうございました。沢山のメッセージを持ったこの作品と再び皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
2015年9月30日(水) クレオ大阪中央館ホール
15:00開演(14:00開場) 全席自由 5000円
四天王寺前夕陽ヶ丘駅(地下鉄谷町線)1-2番出口徒歩3分
東京野方公演たくさんのご来場ありがとうございました。
ご覧いただいたお客様はお気づきですが、私が演ずる医師町田しずえが言葉を発するのは終演十分前くらいでしょうか。言葉を発し、そして「泣く」と台本にあります。(何と無謀な台本!)突然あらわれ泣く!医師が患者のために泣く!泣けるか!これが私のファーストインプレッションでした。
町田先生は歌います。稽古場にギターがあるのっていいななんて思う余裕はいつしか消え、他に適任者がいるのでは(ーー;)と思う日々…そうだ。はもれないからソプラノしてた私だった。「う、ど、どなたかに代わって…」と何度言いかけたことでしょう。しかし監督は歌えない私をあきらめず何度もギターを抱えて下さって…
町田先生は、歌手を夢みて東京にでてきた主人公優子と大切な日々をともに過ごします。進行性の病を持った優子との日々、起きる出来事のひとつひとつに…涙を覚えるではないか。
悲しみの涙。喜びの涙…。
町田先生は語らないけれど、優子のために笑い、歌い、ピアノを弾き…そして泣くのです。
東京公演を見に来てくれた友人が今日「アフガニスタン干ばつの大地に用水路を拓いた中村医師」のDVDを私にプレゼントしてくれました。友人の親戚のジャーナリスト谷津賢二さんが「中村医師とは何者か…?その本質は何なのか…?」14年間取材し続けた記録なのです。(町田先生もこれをめざせと?)
『私は中村医師を取材し続けてきましたが、いままでこの問いへの答えを見出せずにいたのです。戦火の迫る危険な局面で見せるその胆力。決して声を荒げることのない穏やかさ。医師としての確かな技術と見識。ことが起こった時の眼光の鋭さ。会話の端々からうかがえる際立った知性。好きな昆虫の話をするときの笑顔…』
大阪公演まで、まだ時間がたっぷりある。じっくりとみて、町田先生は中村哲医師をめざし、流れをせきとめる岩になるぞ!!
皆様お誘い合わせのうえご来場をお待ち申し上げております。
もう少し日程調整できればよかったんですけどね!5000円はちょっとおごられるわけにはいかなかったですけどね!またの機会に是非!